荻窪へ。ビール２杯と良質な音楽。 うまい具合にタイミングを逃さず会話ができたのでよかった。ありがたいことだ。 やるべきことの予定がいくつか決まった。 荻窪はすでに愛憎の街かもしれない。 ここから始まったことを尽くすのみ。

世界は取り返しのつかないことばかりで、手遅れの連続だ。

ここ２年くらい、盆と正月が同時に来たまま、バタバタし通しだった。 不義理の数々、不道徳の数々、でもよく考えたらもう十年以上、ずっとそうかもしれない。 あったら邪魔で、なければ欲しいようなものを焦って探すような真似は面倒になったのか、あまりし…

体調の回復につれて舌も多少は滑らかになってきた。今思えば何も喋る気しなかった。というかやっぱ無愛想な男だ。他人に興味がないと言われても仕方ない。 葛藤は宣伝して回るほどのものではなく、どう動いて結果どうなったかくらいは、もっと喋ろうと思う。…

下北沢某スタジオにて禅蔵一家リハーサル。５人家族でレコーディングに向けて少しずつよい感じの音になってきた。 禅蔵の求める一家の団員とは？バランス感覚かもしれない。たとえば壊れててもいい、音と人が一致していれば。当然、いい音出さなけりゃ駄目だ…

複雑なのは感情だけでまっぴらだ。生活はキレイさっぱりシンプルにしろ。 尻はいつも拭いておけ。ゴミは毎朝出しておけ。 いつでも冥途へ行けるように。 いつでも旅に出かけられるように。

するしかなかろ？

あそこにいられなかったことだけは確かだ。どこへでも行ける人間が去るしかないようになっている。誰が悪いとかじゃなく誰もがふさわしい場所と時間を探している。

夏の光を浴びて、どうでもよくなる。これ以上憎まなくていいんだよ。 立ってられない眩暈はやがて生き延びるための力になり、踏み出した足が次の歩みを誘う。 もうすぐだ。 まだ行ける。

明日からに備えひたすら肉体の回復を待つ。

1.せつない狂人よ、歌えよ 2.火花 3.レールに耳をあてて 4.酔いどれピアノ 5.いまここ 6.ハンマーと長靴 7.口笛よ響け禅蔵(Vo.G)、幸子(Dr.Cho)の二人バージョン。 記憶はきれぎれ…熱にうなされ、バスに乗るとなんかすごい揺れだして「地震だ〜」とか声が聞…

例によって38度5分の朦朧とした頭。ロックを浴びせてみたりしてみる。メタリックな奴の方が効くようだ。血管に侵入した異物が妨げる眠りと長引く苦痛を、麻痺させてくれる。もう何日か何ひとつまともに考えられない。まさに堕落する最中に見える景色に似た、…

＜オープニング〜禅魚〜＞ 1.見るまえに跳べ 2.美しい世界＜shi-jing＞ ＜変身忍者・佐藤豪＞ ＜平魚泳＞ ＜禅蔵＞ 1.ブロークンアロウ 2.せつない狂人よ、歌えよ 3.酔いどれピアノ 4.いまここ 5.言葉 6.火花 7.レールに耳をあてて 8.春の夕暮れ 9.口笛よ響…

昨日は吉祥寺の街角で平魚泳氏のジャンベとセッション。 生ぬるい風に乗せて音を飛ばす。 夏の匂いに包まれて、頭のネジは多少ゆるく、 どの曲を演ってもテンポがゆるくなる不思議な夜。 日曜日の打歌のオープニングで魚氏と2.3曲演奏する。 夏の夜長に亜熱…

昨日は一家５人でスタジオ。拙者としては未来を感じる音が端々にあった。「禅蔵一家」と名乗るようになってから、１年と少しになる。その原形になった「禅蔵＆さっちゃん」から１年半。 これはとても幸せなことだと思ってるのだけど、禅蔵(の歌)の理解者が自…

自分がどんな風に、たとえばどんな成分でできてるかよりも、いま自分がどんな状態にあるのかが知りたい。占いも科学も、たぶん宗教も無力で、すぐそばにある荒野の果てであそんでるうちにわかることかもしれない。

何かに焦がれてる。物凄い力で引きずられそうになる。でも地道に行くしかないのだ。ここからが大変なのだ。 誰もが救いを必要としているかのような呆れたニュースが次々と流れる。そして自分も…。 雨露をしのげる屋根の下、午前２時前、ささやかな感謝は明日…

1 ブロークンアロウ 2 火花 3 酔いどれピアノ 4 砂漠に咲く花 5 見るまえに跳べ 6 せつない狂人よ、歌えよ 7 春の夕暮れ ＊6.7曲目は狂人バンド(Ｂ：遊泰寛、Ｄｒ：はくもくれん) 禅蔵一家でおなじみの遊氏企画に呼んでもらった。 ソロではオーバードライブ…

間に合わなかったこと 追いつけなかったこと、そして 遠ざかるものやことよ バイバイ、さようなら すべて宇宙はなるようになる 今日も明日もちゃんとやるだけだ

まず鱗がパラパラと剥がれ落ち、自分のからだがバラバラになる、というかトロトロに溶けて区別がつかなくなるような夢、というかイメージで。

「思いやり」「心づかい」「哀れみ」や「恋情」「恋心」といった意味があるが、 一方で「我(が)」「意地」「頑固」といったことも意味する。 どれだけわかっているのか？

夕立にやられたことよりも煙草を忘れてショートホープとライター二百四十円。それよりも同じ過ちを繰り返す自分が。

まさか今日明日死なないだろうという油断がある。確率があるとしたら丁か半だろう。 百年後の世界のために歌うわけじゃない。もう二度と会えないとか、そんな予感が正夢になるのは、ありふれた話だ。

海の底でひとり頑固爺さんになってく気がするときがある。

昨日は寒くて雨ばかり降ったが今日は晴れ。長靴からサンダルに履きかえる。気分がマシになる。ここんとこ怒りが煮詰まってて。仕事場の外を掃きそうじ。あきらめというより、失望というより、ただのお別れ。よくある終わりと始まり。降水確率０％ではないと…

1 せつない狂人よ、歌えよ 2 レールに耳をあてて 3 酔いどれピアノ 4 いまここ 5 美しい世界 とあるライブバアの開店１周年イベント。７時前に店に入ると刺青をしてる人がいっぱい。思わず誤りそうになる。１０時の出番予定が午前２時まで待たされてキレそう…

01 見るまえに跳べ 02 火花 03 せつない狂人よ、歌えよ 04 言葉 05 ハンマーと長靴 06 レールに耳をあてて 07 酔いどれピアノ 08 いまここ 09 美しい世界 10 口笛よ響け ＜禅蔵一家/Vo.G:禅蔵、Dr.Cho:幸子、B:廣澤真吾(初参加)＞ 結成１年で８人の演奏者が…