禅蔵一家誕生秘話みたいな

昨日は一家5人でスタジオ。拙者としては未来を感じる音が端々にあった。

「禅蔵一家」と名乗るようになってから、1年と少しになる。その原形になった「禅蔵&さっちゃん」から1年半。
これはとても幸せなことだと思ってるのだけど、禅蔵(の歌)の理解者が自然に集まって今のカタチになったということ。それを生かすものでありたいと思う。何をもって理解か?と問われれば困らぬでもないが、今のところ「感覚的に」としか説明できない。
2003年8月、禅蔵がエレアコぶらさげて歌いはじめたときから、何かが鳴っていた。音ではなく、跳んだり跳ねたり、飛び散る汗や血に現れていた。それを音に、リズムにビートに響きにメロディに音圧に、調和と破壊と再生に、要するに「音楽」に変えていくのは地道だけど楽しいと思う。

最初はドラム幸子、次にベース遊泰寛。ジャンべ平魚泳氏、エレキギターかつみ氏、サックスSUU氏、ベース広沢氏が加わったり抜けたりしながら、最初の3人のアンサンブルができていった。
で、たどり着いた昨日の5人は加えてエレキギター&サックス坂口貴満とエレキギター荒井直樹。たどり着いたんじゃなくて始まった、いや、始まる予感を感じたということか。
つづく…