世界は、ああ、きれいだ!!!!

ダンテス・ダイジ曰く、
「やったぜベイビー!!!!
 これが死の世界の答えである。
 そのとき、人間は一体何を互いに争うのであろうか。
 今の多くの人達は、全くちっちゃな、信じられない位ちっちゃな肉体と言う束縛、或いは思考という、或いは自我という束縛の中で、時に有頂天になり、時に絶望し、そして人と自己を分け、孤独になり、苦しんでいる存在なのである。
 そこにすべての問題が起っている。
 だから、ここでは何よりも死を学ぶ必要がある。」


禅蔵曰く、
「私が舞台で何かを歌うとしたら、そこで死にきるということしかない。
 私が歌う言葉には意味はない。
 ひたすら歌があるということしかない。
 生きることも、死ぬことも、等価であることを体現することしかない。」

 
ダンテス・ダイジ曰く、
「一度、考えてみてほしい。
 おおよそ人間は、死を恐れることによって、一切のものを、一切の文化を、一切の文明を成立させている。
 そして、あらゆる競争や、あらゆる弱肉強食という歴史を形づくってきた。
 人類の歴史とは、まさに戦争の歴史なのだ。
 そして、それはまさに死を恐れるが故に、或いは死がわからないが故に起っているにすぎない。
 今、死のその答えがわかれば、人間の行為がいかにバカ気たことの連続であったかに気づくであろう。」


禅蔵曰く、
「私は歌っても歌わなくても、どっちでもいい。
 ♪世界は、ああ、きれいだ
  今、死んでもいい
  どうでもいい♪
 とか歌っても歌わなくても、どうでもいいぜベイビー!!!!」