イメージ教

歩道橋から3歳児を投げて逮捕された41歳の男性について、記事を検索してみると、
知的障害者小規模授産施設に通所
知的障害者が暮らすグループホームで生活
・過去6件の誘拐・誘拐未遂事件で検挙歴
統合失調症
…と、すべて事実かわからないが、それぞれ別の新聞に書かれている。
以上から推測すると、統合失調症精神障害だけど、生活の場・社会参加する場がなかなかなくて、知的障害者グループホームで生活し、知的障害者小規模授産施設に通所していた「とも」考えられる。


ネット上では推測と事実を混同した感情論や、事件に便乗してストレス発散するような放言が氾濫している。
勿論、子を持つ親は「恐い」と思うのが普通の感情と思うし、障害当事者や家族などは「迷惑」と感じたり、差別的な発言に憤ったり、いろんな感情があると思う。
だけど、「他人事じゃない」のなら尚更、「イメージ」で語らず黙っているか、調べたり「考えて」から喋ったほうがよいと思う。少なくとも公共の場では。


比喩だけど、
「目の前の凶器」と「イメージの集団心理」と、どっちが恐いかって、拙者は後者のが恐い。
なので、個別の事件についてはこれだけの情報で何とも言い難いし、社会制度や司法についても簡単には言えないが、
「イメージで納得するな」
と言う。



明日1/22(月)は(もう今日だけど)ラプソディーズの収録ライブ最終日。
放映は3/18(日)の予定(もうちょろっと流れたらしいけど)。
他に何か動きがあったらお知らせします。