犬の糞

あさって4/17(火)、西荻窪のターニングという店でラプソディーズの公演があります。
来てくれたら正直うれしいです。
ロックンロールをやります。
ロックンロールは石ころみたいなもんです。
わざわざお金を払って見るほどのもんでもない。
そういえば、つげ義春の漫画で石を売ってるおっさんがいましたが、
まあ、それと同じようなもんです。
♪今日神様を殺すつもりです〜、って歌があってぼくは好きだけど、
はじめから殺さなきゃいけない神様がいると思わないに越したことないのです。
じゃあ禅蔵くんは何故歌うのよ?
何故ナオッキーとラプソディーズやるのよ?
いやあ何故だろう。
何もしないのがいちばん幸せですが、歌うのも正直ちょっと楽しいなあ。
でもね、洞窟の中で歌うのではないから、
ちょっとカッコつけたいとか、褒めてもらいたいとか思っちまう。
その瞬間、ロックンロールはするっとこぼれ落ちてしまって、
むしろ歌わないほうがましなわけです。
政治家だって商売だから、退職金の都合で辞めることに文句は言えません。
自分を卑下するのではなくて、ぼくは何ひとつ文句など言えません。
たとえ合方が遅刻しようと(笑)。
ロックンロールは路上の犬の糞みたいなもんだから、
やってもやらなくてもどうでもいいわけです。
そういうわけで、あさって、犬の糞、やります。