ロンリコ

昨夜のライブの打ち上げは、どいつもこいつも金がねえもんだから、
その店で一番強い酒を注文したら、75.5度のラムが出てきた。
そいつをちびちび舐めながら、冒険談やらあんな話やこんな話をしてた。
所持金が千円しかないから、もう1杯だけ注文した。
気づいたらいい時間で、店を出てしばらくして手を振って別れたら、
自分がどこにいるんだか、どこに向かってんだかわからなくなった。
声がする方へ、光が射す方へ、歩いてたら家にたどり着いた。
奇妙な夢を見て、めずらしく少々寝坊して遅刻した。
やることやって夜が更けたら、リッキー・リーを肴に麦酒を飲んで、
まだまだこの道を行くんだと、リラックスな気分。