光と影

zenzooo2006-02-03

友人の写真展へ。


街への眼差しは、いくつもの季節の光を浴びて透明になった。
被写体は、または世界は、対立するものから混じり合い溶け合う何かになった。
風景が背景でなくなり、ビルも人も傘も看板も有機的なひとつの世界になった。
そのときガラスは光を通すのか?反射するのか?
そしてピエーロこと、浦田進はどこへ進むのか?
クールという言葉が褒め言葉だとしたら、その裏には何かへの愛憎と覚悟がなくてはならない。
あなたもいつかどこかの街角で全身乱反射の男に会うに違いない。


おみやげにポストカードを買って帰った。