2007-01-01から1年間の記事一覧

種蒔き

朝夕涼しくなってきた 25℃とか 日中晴れれば強い陽射し 所々ぶっ壊れてはいるけど 困るほどでもないし 体調よし ☆ 工場で大量生産するみたいに 名曲がポンポンできるわけはなく 生活が先で歌はそこから生まれるんだと 気づいたら遅くはないので とりあえず荒…

耕す

今日は今日の鍬で ☆ 何か心配事があるだろうか? 何もないや

ランプ

書き言葉なしで 話し言葉しか使わない一日は もうずっとなかったけど そんな日こそ しあわせなんだなあ

台風15号

こればっかりはどうしょうもないので、備えて過ぎるのを待つ。 停電しようが、携帯電話が不通になろうが、三度の飯がいただけるありがたさに合掌しつつ。 過ぎたあとには、後片付けと掃除をする。 そんなこんなで5日くらいは経って、まだまだ夏は続く。

フケガーラ

本当に久しぶりの休日は 浦内川に 滝を見に行こうと 思っていたのですが 寝坊しちまったので 浜へ 足跡ひとつない浜はあたたかで 青い空はやわらかで 遠く海鳴り 蟹の穴 すぐに心に余裕をなくして ざわついて落ち着かなくなるけど たいていのことは どうだっ…

死骸

サンゴに骨壷は、ない

マングローブより愛をこめて

忘れっぽくて叱られてばかりの拙者だが、なぜか今日が誕生日の人を4人覚えている。 十代のやんちゃな双子の兄弟と 三十代のべっぴんさんと 九十代の尊敬するオジイに おめでとう。 ☆☆☆☆ ひねって絞り、少しも余力がなくなったところで、今日も一日が終わる。…

夕日

今日の太陽が死ぬ間際の 最後のひと絞りのような 今日のきみが息絶えるときの光よ ★ あんた、あと何十年 笑っていてくれる? なんて、けちなこと 云わないでさ、 明日笑ってよ ★ 生まれた覚えはないが いま生きている 死んだ覚えもないが いつか死んでいたの…

河口

やって来ては去ってく 台風も旅人も 時にはちぎれるほど手を振り 時にはそしらぬ顔で 去ってかないものなどあるだろうか? いつかじゃなくて きみもぼくも刻々と 去り続けている 偏頭痛の地球には 中秋の名月の ひかりを 不眠症のお月様には 流星群の ひかり…

カツオドリ

月がまるくて からっぽの頭

暴風

夜半、 暴れる風が体内を吹き荒れたとき そっと差し延べられた手を握った それは、 いいことでもわるいことでもなく 大潮の日に満ちていく海のように 血液を巡らせるのでした

何もない

土と戯れる 詞もメロディも ない歌 太陽と汗と土 土と土と土 そこには土しかなく 土も何もなかった

台風12号

電柱や木々を薙ぎ倒し 防風戸を軽く吹き飛ばし 車や屋根をひっくり返し 台風12号は行った 丸二日の停電 後片付けはまだ終わらない

足跡

砂粒が人間で 組体操して足跡をつくってるんだとしたら そう長くはもたないだろうな ジョバンニとカルパネルラは 「みんなのほんたうのさひわい」を みつけたのかな

オオゴマダラ

きみが幼虫だった頃を知らない きみがサナギだった頃も きみがいま自由に飛べるのは なぜだろう? 幼虫やサナギの時代があったから? それとも空が青いから? 点が線になり 線と線が交わるのか? それとも波打ち際に 指で線を引いてるのか? どっちだってい…

海の底は

色とりどりの花が咲き 目玉がついてたり ついてなかったり オレの目玉は 選り好みせず何でも映すのか? それとも? リーフにぶつかる波の音 ・・・・ぶつかる波の音 ・・・・・・・・波の音 ・・・・・・・・・・音 びしゃーん しゃーん びしゃーん しゃーん…

見上げてごらん

落ちる ってのは 重力を 感じすぎてる? 重力を感じなければ あの星々を 見上げることも なかったかも

ヒナイサーラ

滝上から覗くと そこには死がありました さっきまでいた滝壺あたりに 手招きするわけでもなく 追い返しもせず 佇んでいるのでした ☆ 死は至る所にあって きみの胸の中や鼻の先 歩いてても横たわってても そっと寄り添い微笑んでるので 嫌ったり可愛がったり …

エコとエゴ

昨日は修行先のボス夫妻のご厚意により西表島エコツーリズム協会のビーチクリーンアップ大作戦に参戦させていただく。 三十数年前まで集落があったが廃村になり今は大学の海洋研究所だけがぽつんとある「網取」へ。 「網取」は陸続きだが道路はなくアクセス…

木漏れ日

ひかり射したり 翳ったり 潮の干満 月の満ち欠け あんた怒ったり 笑ったり

笑ってるときは ああ今笑ってるなあ とは思わないよな そうだよなあ

「どこ行く?」 「どこへでも」 「何する?」 「笑っていよう」

引力

落ちるときは逆らわず身をまかせ じっと見てみればわかる どうしてそうなるのか どうしてこんな風に思うのか どうして悲しくなるのか わかってみれば実に簡単な理由しかない 誰かや何かを好きになり だんだん悪いところばかり目について やがてうんざりする…

祭りのあと

わたくしが六月から棲息しお世話になっている西表島の大富という集落で「入植記念祭」が開催されました。 今年で第55回。55年前に沖縄本島や八重山の島々からの人々によって入植・開拓された集落をあげてのお祭りです。 旗頭興しや獅子舞、ゲームや余興を見…

名を呼ぶ

おもしろおかしく 生きてくことができるとか できないとか 考えこむより先に 名を呼ぶ 初めて覚えた 言葉としか思えないまま 何度でも 思い出すより先に 名を呼ぶ

月蝕

林檎を齧る、 その唇を齧る

ひかりは

晴れたり降ったり もしくは 晴れても降っても 微動だにすることの ないものを探すのを やめたときに初めて それが見つかったのか! それは 目に見えない 耳で聞こえない 手で触れることの できない ひかり

夕焼け空

夢うつつ、じゃないんだ うわの空、なのは何故? まぼろし? いいえ、滴る汗だ 夕焼け空、に訊いたのは 胸騒ぎ、の理由だった? まぼろし? いいえ、体温だ きみの手を透かし ぼくの手を透かし とりあえず マグマ溜まりで 会おう

元気がないなら

無理に 元気ださなくていいよ だけど 無理に 悲しまなくていいよ そのままで 目を閉じて 目を開けて 世界は そのままで だけど 世界は まったく変わってる

島から島へ

どうでもいいことがどうでもよくなる 反省することをやめられないなら また同じ過ちを犯すだろう どうでもいいことに捕まることがある バタバタせずに捕まっていよう 時化の海では船長に任せよう 二度とない というのは 半分当たりで半分外れかもしれない 何…